耳を塞がず、周囲の音も自然に聞こえる!
軽い装着感が魅力の耳掛けイヤホン Blackview AirBuds 300 をレビュ──────ッ!
Blackview AirBuds 300をレビュー

音楽や動画を楽しみながら、周囲の音も普通に聞いていたい。
そんな「ながら聴き」に便利なのが、耳を塞がないオープンイヤー型イヤホンだ。
今回レビューするのは、Blackviewの耳掛け型ワイヤレスイヤホン AirBuds 300。
手頃な価格が魅力のモデルだけど、実際に使って特に気に入ったのは周囲の音が自然に聞こえることと、軽い装着感だ。
イヤホンを着けていないときに近い感覚で周りの音が聞こえるし、長時間使っていても耳への負担が気にならない。
音楽も普通に楽しめるし、YouTubeやオーディオブックのながら聴きにも不満はなかった。
一方で、メガネとの併用にはちょっとしたコツが必要だったり、MacとiPhoneの切り替えで気になる動作もあった。
今回は実際の装着感や音質、イヤーカフ型との違いも含めて、AirBuds 300がどんな人に向いているイヤホンなのかレビューしていく。
AirBuds 300の基本情報
AirBuds 300は、耳穴を塞がずに音楽や周囲の音を同時に聞けるオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン。
耳の上に掛けるイヤーフック構造を採用している。
まずは基本的なスペックから見ていく。
基本情報とスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 装着方式 | オープンイヤー型(耳掛け式) |
| Bluetooth | 6.0 |
| ドライバー | 18.2 × 11.2mm |
| 対応コーデック | AAC / SBC |
| 再生時間 | 最大28時間(ケース併用) |
| バッテリー容量 | イヤホン 65mAh / ケース 500mAh |
| 充電時間 | イヤホン 約1.5時間 / ケース 約2時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 重量 | イヤホン 19g / ケース 58.5g(公称) |
| 防水性能 | IPX5 |
| 操作方法 | タッチ操作 |
| カラー | ブラック / ベージュ |

実際に重さを測ってみたところ、イヤホンは片耳9gだった。

ケースの重量は58g。
Bluetooth 6.0に対応し、防水性能もIPX5なので汗や水しぶきへの耐性も備えている。
充電ケースにはバッテリー残量を確認できるディスプレイも搭載。
機能面では特別な高級モデルというわけではないけど、普段のながら聴きに必要な機能は押さえた構成だ。
写真で見るAirBuds 300
ここからはAirBuds 300の外観を写真で見ていく。
まずはパッケージと付属品から
続いて充電ケース。
ケースにはバッテリー残量を確認できるデジタル表示が搭載されている。
イヤホン本体は、耳に引っ掛けるフックが大きくカーブした形状。
耳穴に差し込むイヤーピースはなく、音を出す部分を耳穴の近くに配置する構造になっている。
実際の装着状態も耳模型を使って見てみよう。
こうして見ると、耳穴を塞がずに装着する構造がよくわかる。
イヤーカフ型のように耳を挟むのではなく、耳の上から引っ掛けるのが大きな違いだ。
AirBuds 300の特徴
AirBuds 300の主な特徴を、Blackview公式サイトの情報をもとに見ていく。
- 耳を塞がないオープンイヤー構造
耳穴を塞がず、周囲の音を聞きながら音楽や動画を楽しめる構造。
イヤーフックには柔軟なTPE素材と形状記憶ワイヤーを採用している。 - 18.2 × 11.2mmの大型ドライバー
楕円形の大型ドライバーを搭載。
低音の迫力やボーカルの明瞭さを重視した設計になっている。 - ENCノイズ低減マイク
通話時の周囲の雑音を低減するENCマイクを搭載。
音楽再生中の騒音を打ち消すANCとは異なる機能だ。 - 最大28時間の再生とバッテリー残量表示
充電ケースとの併用で最大28時間の再生に対応。
ケースにはバッテリー残量を確認できるデジタル表示も搭載している。 - IPX5の防水性能
汗や水しぶきに耐えられるIPX5の防水性能を備えている。
ウォーキングやランニングなど、運動中の利用も想定した設計だ。 - Bluetooth 6.0とタッチ操作
Bluetooth 6.0に対応し、iPhoneやAndroidなどと接続できる。
イヤホン本体のタッチ操作で音楽の再生や音量調整、通話への応答などが可能。
AirBuds 300の使用感
ここからはAirBuds 300を実際に使って感じたことを紹介していく。
周囲の音が自然に聞こえる

AirBuds 300を使っていて一番気に入ったのが、周囲の音がとにかく自然に聞こえること。
普段使っているAirPods Pro 2にも外音取り込みモードがあって、これもかなり自然なんだけど、AirBuds 300はそもそも耳穴を塞がない。
だから、音楽を流していても周りの音がそのまま入ってくる感じ。
これが想像以上にいい。
外音取り込みのためにモードを切り替える必要もないし、イヤホンを着けていないときに近い感覚で過ごせるのが魅力。
仕事や家事をしながら音楽や動画を楽しむには、かなり使いやすい。
ただ、音量を上げれば周囲の音は聞こえにくくなるので、そこは注意したい。
長時間でも快適な装着感

AirBuds 300は、耳に着けたときの軽さがかなり印象的。
実測では片耳10gだったけど、実際に着けていると重さはほとんど気にならない。
3時間ほど着けっぱなしで使ってみたけど、耳が痛くなったり外したくなったりすることもなく、快適に使えた。
また、試しに頭を左右に振ってみても、イヤホンがズレたり外れそうになったりする感覚はなかった。
軽い装着感ながら、安定感もしっかりある。
以前使ったイヤーカフ型イヤホンでは、初めて着けたときに耳たぶ付近に違和感があって、外した後もまだ着けているような感覚が残ったことがある。
でもAirBuds 300は耳を挟まず、フックを引っ掛けるタイプ。
今回使った限りでは、こちらの装着感の方が好みだ。
メガネとの相性

耳掛け型ということで気になっていたのが、メガネとの相性。
実際に使ってみると、メガネを掛けた状態からイヤホンを着けるのは少し難しい。
でも、先にAirBuds 300を着けてからメガネを掛ければ問題なかった。
そのまま1時間ほど使ってみたけど、耳が痛くなることもなく快適。
メガネとの併用は十分できるけど、着ける順番には気を付けた方がいい。
ながら聴きと音質
AirBuds 300で音楽やYouTubeなどを聴いてみたけど、ながら聴きに使うなら十分満足できる音質だった。
正直、最初は音質が良くない印象ではあった。
普段使っているAirPods Pro 2と比べると音質の差は感じるけど、AirBuds 300単体で聴いているとそこまで悪くない。
音楽も普通に楽しめる。
YouTubeではゲーム実況や、普段から見ているゆるコンピュータ科学ラジオなどを再生してみたけど、特に不満はなかった。
むしろ人の声は聞き取りやすく感じるくらい。
オーディオブックも試してみたけど、こちらも問題なし。
音楽をじっくり楽しみたいなら、低音の迫力があるSOUNDPEATS Air5 Pro+や、ボーカルが際立つSOUNDPEATS Air6 Proのような音質にこだわったイヤホンを選んだ方がいい。
両モデルの音の違いは、Air5 Pro+のレビューとAir6 Proのレビューでも詳しく紹介している。
ただ、動画やラジオを気軽に聴くならAirBuds 300で十分。
音質にもそこまで不満がなく、ながら聴き用としてはかなり使いやすい。
マルチポイント接続

AirBuds 300は公式サイトにマルチポイント接続についての記載がないけど、実際に試してみたところMacとiPhoneの2台に同時接続できた。
両方のデバイスで接続済みと表示されていて、片方の再生を停止してもう片方で再生すれば、自動的に音声が切り替わる。
毎回Bluetoothの接続設定を変更する必要がないので、MacとiPhoneを使い分けるときには便利だ。
ただ、何度か切り替えを試していると、再生ボタンを押してから実際に音が聞こえるまで2秒ほどかかることがあった。
毎回発生するわけではないけど、デバイスを切り替えた直後は音の出始めが遅れるケースがある。
これは再生中に音がズレるという話ではなく、切り替え直後の音が聞こえ始めるまでの時間の話だ。
イヤーカフ型との違い

これまでレビューしてきたAnker Soundcore C30iやSOUNDPEATS Clip1は、耳の一部を挟んで装着するイヤーカフ型。
一方、AirBuds 300は耳の上からフックを引っ掛けるタイプなので、装着方法がまったく違う。
どちらも耳穴を塞がずに音楽を楽しめるけど、耳への負担のかかり方には違いがある。
個人的には、AirBuds 300の耳掛け型の方が好みだ。
音質については、Clip1もイヤーカフ型ながら音楽を十分楽しめるイヤホンだった。
ただ、動画やラジオなどを気軽に聴くのが目的なら、手頃な価格のAirBuds 300でも十分満足できる。
音質にこだわるならClip1、価格や装着感を重視するならAirBuds 300という選び方ができる。
それぞれの詳しい使用感については、C30iのレビューとClip1のレビューでも紹介している。
AirBuds 300のメリット・デメリット
実際にAirBuds 300を使って感じたメリット・デメリットをまとめてみた。
メリット
- 周囲の音が自然に聞こえる
- 長時間着けても耳への負担が少ない
- 頭を振っても外れない安定感
- 音楽や動画を楽しむには十分な音質
- MacとiPhoneの2台で接続できる
- 手頃な価格でコスパが良い
デメリット
- メガネを掛けたままだと装着しにくい
- デバイス切り替え時に音の出始めが遅れることがある
- 周囲の騒音を遮断できない
- 音質重視のイヤホンと比べると差がある
- ケースは大きめ
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AirBuds 300がおすすめな人・おすすめしない人
ここまでの使用感を踏まえて、AirBuds 300がどんな人に向いているのかまとめてみた。
合う人
- 周囲の音を聞きながら音楽や動画を楽しみたい人
- 長時間でも快適に使えるイヤホンを探している人
- ウォーキングなどの運動中にも音楽を聴きたい人
- YouTubeやオーディオブックをよく聴く人
- 手頃な価格で耳掛け型イヤホンを試してみたい人
合わない人
- 周囲の騒音を遮断して音楽に集中したい人
- 音質を最優先にイヤホンを選びたい人
- メガネを掛けたまま手軽にイヤホンを着脱したい人
AirBuds 300は、音質や機能をとことん追求するというより、日常生活の中で気軽に音楽や動画を楽しむためのイヤホン。
IPX5の防水性能もあり、頭を振ってもズレにくかったので、ウォーキングなどの運動にも使いやすそうだ。
特に、耳を塞がずに周囲の音を自然に聞けることや、長時間でも快適な装着感を重視する人にはおすすめだ。
手頃な価格で快適にながら聴きできるAirBuds 300

AirBuds 300を使って特に良かったのは、周囲の音が自然に聞こえることと、長時間でも快適な装着感。
耳を塞がないので周りの音を聞くためにイヤホンを外す必要もないし、3時間ほど着けていても耳が痛くならなかった。
最初は音質が物足りなく感じたけど、使っていくうちに音楽も十分楽しめると感じるようになった。
YouTubeやオーディオブックのながら聴きなら、音質にも大きな不満はない。
音質を最優先に選ぶイヤホンではないけど、周囲の音を聞きながら気軽に音楽や動画を楽しみたいなら、AirBuds 300はかなりおすすめ。
手頃な価格で耳掛け型イヤホンを試してみたい人にもぴったりなモデルだ。
じゃ、おつ!
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