大モバイルバッテリー時代
モバイルバッテリーは、もはや一部のガジェット好きだけのものではない。
スマホを持ち歩く人ならかなり多くの人が使っている。
外出はもちろん、旅行や出張、災害時の備え。
どこに行くにも、モバイルバッテリーがあると安心感が違う。
まさに大モバイルバッテリー時代。
ただ、そのぶん気になるのが安全性。
最近は発火事故のニュースも見るし、バッグに入れて持ち歩くものだからこそ安心して使えるかはけっこう大事。
そこで気になったのが、今回レビューするSatrayの半固体電池モバイルバッテリー。
半固体電池で、Qi2 25W対応で、容量は10,000mAh。
さらにビルトインUSB-Cケーブル付き。
安全性の加えて機能性も高い!
ええやん!
Satray Qi2 25W対応半個体電池モバイルバッテリー10000mAh
基本情報

Satrayのモバイルバッテリーは、10,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリー。
半固体電池を採用していて、Qi2 25Wのワイヤレス充電と最大30Wの有線給電に対応している。
さらにビルトインUSB-Cケーブル付きで、別でケーブルを持ち歩かなくても充電可能。
これがけっこうポイント高くて、外出先でケーブルを忘れたらモバイルバッテリーを持っていても意味がないのよね。
オレもやったことあって、電気はあるのに充電できないもどかしさでやるせなくなることが何回あったことか・・・。
大まかなスペックは以下!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Satray |
| 製品名 | 半固体電池モバイルバッテリー |
| 容量 | 10,000mAh |
| ワイヤレス充電 | Qi2 25W |
| 有線給電 | 最大30W |
| 有線接続 | USB-Cポート ビルトインUSB-Cケーブル |
| カラー | ダークグレー |
| 電池タイプ | リチウムイオン系の半固体電池 |
| 重量 | 約235g |
| サイズ | 約11.5 × 7.5 × 1.9cm |
| その他 | デジタルディスプレイ 折りたたみスタンド パススルー対応 |
価格は変動するけど、オレが確認したタイミングでは通常5,680円。
セール時は4,399円だった。
この内容で4,000円台まで落ちるなら、かなり攻めた価格だと思う。
ただしAmazon価格はよく変わるので、購入前には最新価格を確認してほしい。
写真で見るSatray





本体はガンメタっぽい見た目。
いわゆるモバイルバッテリー感はある。
ただ安っぽくはなく、思っていたより悪くなかった。

MagSafe対応。
iPhoneの背面にペタッと貼り付けて使えるし、ワイヤレス充電対応のワイヤレスイヤホンも可。
Apple Watchは充電できなかった。残念。

側面はこんな感じ。
角が丸いので、手に持ったときの収まりはけっこういい。

電源ボタンと残量画面。
電源は自動でオンになるけど、ボタン押してオンも可能。
2回押しでオフ、長押しで低電力充電(ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ用など)も可能。

ビルトインUSB-Cケーブル。
これがあるだけで、外出時の安心感がかなり変わる。

USB-Cポートも搭載。
ビルトインUSB-Cケーブルとは別に、手持ちのUSB-Cケーブルでも充電できる。
本体の充電も可能。

スタンドも付いている。
充電しながら動画を見たりするなら便利。

iPhone に装着するとこんな感じ。
存在感は結構ある。

手に持つとそれなりに重い。
でも角が丸いから、数字で見るより小さく感じる。
特徴解説
- 半固体電池を採用
従来の液体系リチウムイオンバッテリーと比べて液漏れや熱暴走のリスクを抑えやすい構造。 - Qi2 25W対応
対応するiPhoneならMagSafeのように貼り付けてワイヤレス充電できる。
ケーブルを出さずに充電できるのが便利。 - ビルトインUSB-Cケーブル搭載
本体にUSB-Cケーブルを内蔵。
このケーブルで最大30W給電できるだけでなく、モバイルバッテリー本体の充電にも使える。 - 最大3台同時充電に対応
Qi2 25Wのワイヤレス充電、USB-Cポート、ビルトインUSB-Cケーブルを使って最大3台まで同時充電。 - スタンド付き
背面のスタンドを使えば充電しながらiPhoneを立てておける。
動画視聴に便利。
半固体電池とは

半固体電池はここ最近聞くようになった言葉だけど、実際なにが違うのかはちょっとわかりにくい。
なので、ここで一度従来のリチウムイオンバッテリーとの違いを整理しておく。
リチウムイオンというのは、電池の仕組みの話。
リチウムイオンが正極と負極の間を移動することで、充電したり放電したりする。
一方で、半固体というのは電解質の状態の話。
従来のリチウムイオンバッテリーは電解質に液体を使うタイプが一般的なんだけど、半固体電池はゲル状や半固体状の電解質を使う。
つまり、半固体電池だけどリチウムイオン系。
ここは少しややこしい。
ざっくり言うと、従来の液体系リチウムイオンバッテリーと全固体電池の中間みたいな立ち位置。
| 種類 | 電解質 | 特徴 |
|---|---|---|
| 従来のリチウムイオンバッテリー | 液体 | 普及しているが、劣化や損傷時の発熱や発火リスクは気になる |
| 半固体電池 | ゲル状や半固体状 | 液漏れや熱暴走のリスクを抑えやすい |
| 全固体電池 | 固体 | 安全性や性能面で期待されるが、まだコストや量産面のハードルがある |
最近はモバイルバッテリーの発火事故も気になる。
大阪メトロ御堂筋線では、2026年4月19日に乗客のモバイルバッテリーが発火して一時運転見合わせになった事故もあった。
消費者庁も、リチウムイオン電池使用製品の発熱や発火事故について注意喚起している。
もちろん、半固体電池だから絶対に燃えないという話ではない。
でも液体の電解質より漏れにくく、構造的に安定しやすいというのは安心材料になる。
モバイルバッテリーは外出中も旅行中もずっと近くにあるものなので、持ち歩くときの安心感も充電速度や容量と同じくらい大事だと思っている。
Satray モバイルバッテリーを使った感想
半固体電池の安心感

半固体電池の安心感はある。
完全に信頼して「大丈夫!」と思ってるわけではないんだけど、安心感は今までのモバイルバッテリーよりも強い。
使った感じ今までのモバイルバッテリーとなんら変わりはないしね。
使い勝手が変わらないまま安全性が上がるのは消費者としては大賛成。
メーカーさんありがとう。
Qi2 25Wを検証

Qi2 25W対応と言われても正直ピンとこないので、iPhone 17 Proで試してみた。
ケースはPITAKAのUltraSlim Case 山を装着。
モバイルバッテリー側は100%の状態からスタート。


iPhoneの残量は21%で、63分で80%まで回復。
外出先で実用ラインまで戻す速度としては十分。

しかも、その時点でモバイルバッテリー側の残量は61%だった。
iPhoneを21%から80%まで戻しても、モバイルバッテリー側はまだ半分以上残っているだいぶ安心感がある。
外出先で大事なのは、満充電まで何分かかるかより「危ない残量から実用ラインまでどれくらいで戻せるか」だと思っている100%までの検証はしていない。
そもそもiPhoneだと、80%以上になったときにバッテリーに優しいように速度調整しながら充電するからあんまり参考にならないんよね。
21%から80%まで63分。
オレとしてはこれなら十分アリ。

ちなみにワイヤレス充電が低速にはなるけど、3台同時充電も可能。
実用性は・・・まぁロマンってことで!
ケーブル内蔵が便利

ビルトインUSB-Cケーブルはやっぱり便利。
ケーブルを別で持ち歩かなくていいから、外出時のストレスと荷物が減る。
旅行のときもかなり助かる。
モバイルバッテリーは持ってきたけどでもケーブルがない、というよくあるパターンがなくなるのはかなり大きい。
しかも、このビルトインUSB-Cケーブルを使えば最大30Wで給電できる。
ワイヤレス充電はラクだけど、急いでいるときは有線のほうが明らかに速い。
まだ細かい時間までは検証していないけど、体感としてはワイヤレスよりしっかり速い。
外出先で急いで充電したい場合は、内蔵ケーブルでつなぐのが正解。

さらに便利なのは(普通かもしれないけど)本体を充電するときにもこのケーブルが使える!
充電器のUSB-Cポートにそのまま挿せばいい。
どうしてもここから給電するイメージがあったから、本体に充電できるのは棚ぼた的な感じでよかった。
モバイルバッテリーを充電しようと思ったら、今度は充電用ケーブルがない。
これも普通にあるからね。
もちろん、使わないときに少し邪魔ではある。
ストラップっぽく居座ってるけど、ケーブル自体がちょっと固めなので気にはなる。
まぁ多少邪魔でもケーブル内蔵の便利さのほうが勝つので我慢できそう。
スタンドも使える

スタンド機能も使ってみた。
充電するときにiPhoneを立てられるのは普通に便利。
特に動画を見るときね。
寝かせて充電するより見やすい。
スタンド目当てで買うほどではないのは明らかで、スタンドはあくまで補助的な機能。
重さはそこそこ

重さは実測値で239g。
単体で持つとずっしり感はある。
ただ、ガジェットポーチに入れてしまえばそこまで気にならなかった。
外出時や旅行のときにポーチへ入れておくなら普通に許容範囲だし、バッテリー容量を加味すればこの重さはまあ仕方ないかなと。
サイズ感を比較

手持ちのモバイルバッテリーとも並べてみた。
比較したのはTORRASの5,000mAhモデルとSHARGE ICE MAG 2。
TORRASと比べると、さすがにSatrayのモバイルバッテリーほうが大きい。
これはもう、そもそも容量が倍だから仕方ない。

横から見ると厚みの違いもわかりやすい。
ただ、10,000mAhクラスのSHARGE ICE MAG 2と比べると、Satrayのほうが少しコンパクト。
ここは写真で見てもらうのが一番早い。
薄さ重視ならTORRAS。
ガジェット感ならSHARGE。
安心感と実用性ならSatray。
って感じかな?
メリット・デメリット
メリット
- 半固体電池で持ち歩く安心感がある
- Qi2 25W対応でワイヤレス充電が実用的
- iPhone 17 Proを21%から80%まで63分で充電できた
- 80%到達時点で本体残量が61%だった
- ビルトインUSB-Cケーブルで最大30W給電できる
- 本体充電にもビルトインUSB-Cケーブルが使える
- スタンド付きで充電中も使いやすい
- 10,000mAhクラスとして機能のバランスが良い
- 角が丸くて持ちやすい
- 安っぽく見えない
デメリット
- 単体で持つとずっしり
- ビルトインUSB-Cケーブルは使わないとき少し邪魔
- 5,000mAhの薄型モデルと比べると大きい
合う人・合わない人
合う人
- 外出時にモバイルバッテリーを持ち歩く人
- 旅行用のモバイルバッテリーを探している人
- iPhoneをMagSafeでワイヤレス充電したい人
- 半固体電池の安心感を重視したい人
- ケーブルを忘れがちな人
- 有線でもワイヤレスでも使いたい人
- 10,000mAhの安心感が欲しい人
- 4,000円台から5,000円台で多機能なモデルを探している人
合わない人
- とにかく薄さを重視する人
- とにかく軽いモバイルバッテリーが欲しい人
- 5,000mAhで十分な人
- ビルトインケーブルの存在感が気になる人
- ワイヤレス充電を使わない人
安心感と実用性のバランスが良いモバイルバッテリー

Satrayの半固体電池モバイルバッテリーをレビューした。
使ってみて感じたのは、かなり外出向きのモバイルバッテリーだということ。
半固体電池の安心感とQi2 25Wのワイヤレス充電に加えて、ビルトインUSB-Cケーブル。
これだけで外出時に欲しいものを網羅してる。
iPhone 17 Proでは、21%から80%までワイヤレス充電で63分。
その時点でモバイルバッテリー側の残量は61%と、速度も実用性も問題なし。
単体で持つと重みはあって、ビルトインケーブルも使わないときは少し邪魔。
ただし、それ以上に安心感と実用性がある。
薄さよりも、外出時の安心感を取りたい。
ケーブル忘れを減らしたい。
ワイヤレスでも有線でも使いたい。
そういう人にはかなりアリなモバイルバッテリーだと思う。
じゃ、おつ!

