実験的にフォロバタグを使ってフォロワーを増やしてみて思ったこと。
うーん、、、フォロワーは増えたけどもうしないかな。

ジミーです。
X(旧ツイッター)もやってます。
フォロバタグの存在理由
Xのフォロバタグとは?

ブログを運営する前からX(旧ツイッター)でいろいろ呟いてはいるんだけど、この「#フォロバ100」や「#フォローした人全員フォローする」といったハッシュタグをよく見かける。
これがいわゆる「フォロバタグ」と呼ばれるもので、フォローバックしますという意思表示を含んだタグだ。
このタグが付いている投稿を見たユーザーは、「この人はフォローしたらフォロバしてくれるのか」と判断しやすくなる。
つまり、相互フォローを成立させやすくするための仕組みとして機能している。
なぜこのタグが使われるのか?
フォロバタグの目的はシンプルにフォロワーを増やすこと。
Xで発信活動をしていくうえで、フォロワー数はひとつの信用や実績として見られがちではある。
フォロワーが増えると、
- 投稿がより多くの人に届く(インプレッションの向上)
- プロフィールを見に来てもらいやすくなる
- 同じジャンルの人からフォローされるきっかけになる
- モチベーションが上がる
などなどのメリットがある。
「まずは100人フォロワーを作ろう」とか「フォロワー1000人で案件が来やすくなる」なんていう話もよく聞くけど、それもあながち間違っていないかもしれない。
現に今回フォロワーが増えて、メーカーから製品提供もあったくらいだ。
だからこそ、特にアカウントを育て始めたばかりの段階ではこうしたフォロバタグが多く活用されている。
フォロバタグを使うとどうなる?
フォロバタグを付けて投稿すると、相互フォローを目的にしたユーザーたちの目に止まりやすくなる。
このタグを検索しているユーザーは「フォロバしてくれる人を探している」わけだから、需要と供給がピッタリ合っている状態とも言える。
タグを付けるだけで、何十人、時には何百人にフォローされることもある。
シンプルだけど、即効性のある手段。
それがフォロバタグだ。
実際に使ってみた投稿とその結果
見かけたことはあってもやったことはなかったので、ふと興味本位でやってみることにした。
実行したのは2025年の1月で、当時のフォロワーは約500人。

初日はまさかの646フォロー。次の日は200を超えるフォロー。
さすがにビビった。
リポストもある程度されたから、インプレッションも18,000となかなかの数字。
ポストしてから数日間は毎日フォロワーはちょこちょこ増えた。
やってみて思ったこと
急激に増えたフォロワー

まず何よりびっくりしたのが、初日にフォロワーが600人近く増えたこと。
ここまで反応があるのか、と驚いた。
通知が鳴り止まず、ちょっとバズったみたいなテンション感。
一気に増えすぎてこっちのフォローが追いつかなくなり、X側からフォロー制限がかかったのも初めてだった。
最終的には合計で800人以上フォロワーが増えたわけで、効果はあった。
フォローされたアカウントとのやりとり

ただ、その増えたフォロワーたちと何かしらの交流があったかというと、ほぼない。
最初に「よろしくお願いします」みたいな挨拶が来る人もいるけど、それも一部。
基本的には無言フォローでフォロバしたらそこで終了、みたいなケースがほとんどだった。
落ち着いてから、自分から気になった投稿にリプライを送ったりガジェット系のつぶやきをしてる人がいれば絡みに行ったりもしたけど、向こうからの反応はほんのわずか。
まれにリプライがもらえると嬉しいけど、それ以外は静かなもんだった。
数字は増えたけど、中身のある交流は増えなかった。
そんな印象が強い。
良かったこと

単純にフォロワーが増えると、アカウントの見栄えが良くなるのは事実としてある。
プロフィールに「フォロワー1300人」とか表示されてると、それだけでちょっと見られ方が変わる気がする。
特に3桁と4桁とではだいぶ印象は違う。
数字が与える印象の影響力はバカにできない。
そういう意味では、一時的なブーストとしてはありだったと思ってる。
微妙だと感じたこと

とはいえ、良いことばかりではない。
一番微妙だったのは、自分と共通点のないフォロワーがめちゃくちゃ増えたこと。
タイムラインを見ても、「誰だっけ?」みたいな人たちの投稿がズラッと並んでて、こっちの関心とまったく関係ないジャンルの話が流れてくる。
しかも、自分も勢いで無心でフォロバしまくったせいで、フォロータブがわけわからん状態。
この人何系だったっけ?って思いながらスクロールする毎日。
最初の勢いは楽しかったけど、やりすぎた感はある。
結局、ポストを見たいアカウントだけを集めたリストを作って、そっちばっかり見てる。
フォロバタグは使い方と方針次第
フォロワーの質と方向性
フォロバタグを使うと、フォロワーは一気に増える。
ただ、その中身を見てみると、いわゆる「質」の部分でちょっと首をひねることも多い。
たとえば、自分のアカウントがガジェット情報を発信しているのに、フォローしてくれた人たちのプロフィールを見てみると
- 投資系
- 推し活アカウント
- 他ジャンルの無言フォロバ勢
- 明らかにフォロワー数稼ぎ目的の垢
みたいなのがめちゃくちゃ多い。
オレの投稿たぶん見てないよような人も多い。
交流したい相手、ちゃんと情報を届けたい相手とつながりたいなら、数が増えることが正義とは限らない。
フォロバタグで得られるフォロワーは、「交流相手」ではなく「数字」としてカウントされる存在になりがちということは覚えておいて欲しい。
こんな人にはいいかも
逆に言うと、「とにかくフォロワー数を増やしたい」という人にはめちゃくちゃ向いている。
- フォロワーがゼロだと不安
- 他の人に見られたときの見栄えを整えたい
- フォロー数とフォロワー数のバランスを取りたい
- 数がある程度ないと発信に自信が持てない
こういった悩みを持っているなら、一回くらいやってみる価値はある。
フォロバタグの魅力は、シンプルで即効性があること。
タグを付けて投稿すれば、数時間、数分で通知が鳴りまくる。
初期段階のアカウント拡大とか、見た目のブーストとしてならかなり便利な手段ではある。
ただ、それがずっと使い続けるアカウントとしての運用としてどうなのか?ということを考えるとちょっと違うよなぁ、という話。
結局はXの運用方針に合うかどうか
フォロバタグを使うかどうかは、自分のXアカウントの目的とマッチしているかどうかで判断すべき。
オレの場合Xの使い方ははっきりしていて、情報を発信することと他の人から情報を得ることがメイン。
「とにかくいろんな人と交流したい」「相互フォローが目的」というアカウントとは、そもそもの目的がまったく違う。
実際フォロバタグを使ってフォロワーは増えた。
でも、タイムラインは見たことないジャンルの投稿ばっかりで埋まるし、こっちのツイートに反応があるわけでもない。
数は増えたけど何のためのフォロワーなのかという感覚がある。
正直、オレにはまったく合わなかった。
これが率直な感想だから、二度とやることはない。
一方で「まずは見た目の数字を増やしておきたい」とか「Xの活用目的がまだぼんやりしている」ような人には、一時的に使ってみるのも悪くないかもしれない。
でも忘れてはいけないのは、フォロワーの「数」と「価値」はイコールじゃないということ。
たとえ100人200人フォローされても、その人たちが自分の投稿に関心がないなら何も始まらない。
だからこそ、自分の運用方針に合う手段なのか?という視点を持っておくことが、後悔しないXの使い方につながると思ってる。
じゃ、おつ!