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【Keychron B1 Pro】丁度いい薄型キーボード|特徴・他製品との違い

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Keychron B1 Pro

薄型で使いやすいキーボードを探しているけど、どれを選ぶべきか迷ってない?
今回購入した『Keychron B1 Pro』が予想以上に快適だったから、実際に使って感じた魅力をレビューする!

ジミー
ジミー

ジミーです。
X(旧ツイッター)もやってます。

Keychron B1 Proを実際に購入!開封&使用感レビュー

オレは2022年からLogicoolのMXKeysを使ってたんだけど、ふと思った。

「テンキーってそこまで使ってなくね?」と。

基本的に薄型のパンタグラフ式やシザースイッチの打鍵感が好きなんだけど、どうやらKeychronという有名なキーボードメーカーがあって評判がいいらしい。
しかも好きなキーに自由に割り当てができるらしいということで、Keychronn B1 Pro(レトログリーン)を購入。
執筆時点では売り切れ・・・。買っといてよかった。
USのレトログリーンならまだあるぞ。

開封レビュー|箱の中身と付属品をチェック!

Keychron B1 Pro
シンプルなデザイン

シンプルなデザインの本体。

Keychron B1 Pro
付属品

同梱されてる付属品は以下の通り。

付属品

  • スタートガイド(日本語 / 英語)
  • 有線接続用 USB C to C ケーブル
  • USB A→C変換アダプタ
  • USB レシーバー
  • キーボードカバー

とりあえず使い始めるにあたって必要最低限のものが同梱されている。

USB AからCに変換するアダプタが地味にありがたい。
PCに接続するときにCは埋まってるけどAはあいてる、みたいなケースあるからなー。

Keychron B1 Pro
カバーを装着

専用のキーボードカバーが付属してるのは嬉しい。

写真で見るKeychronn B1 Pro

外観を写真で見てみよう。

Keychron B1 Pro
テンキーレスでコンパクト

ESCキーとENTERキーが緑色、外側のキーのいくつかが灰色、あとはクリーム色で名前の通りレトロな配色になっている。

緑のキーが良い!!
すごく好き。

矢印キーは上と下が小さめ。
あと一番上のファンクションキーが他のキーと同じ大きさになってる。

Keychron B1 Pro
筐体上部のスイッチとType-Cポート

Windows / Macそれぞれのレイアウト、そして接続をレシーバー / 有線ケーブル / Bluetoothに切り替えられるスイッチが筐体上部についてる。
Type-Cポートは有線接続と充電用。

接続方法の種類が多いのは頼もしい!

Keychron B1 Pro
若干角度がついている

若干角度がついてるけど、体感そこまで角度は感じない。

角度は固定で調節はできない。
調節したい場合は別途ゴム足とかでやるしかないかな。

実際にタイピングしてみた

実際にタイピングした様子を撮影してみた。
打鍵音は結構カチャカチャする。

キーボードカバーありのタイピング。
カバーなしよりも音はだいぶ抑えられてて、個人的にはこっちのほうがいい。

カバーがあることで、押し心地は若干変わる。
カバー分抵抗がちょっとだけあるから、重くなるのが嫌ならカバー外したほうがいいかも。

軽いタッチで打てるし、オレのように薄型キーボード特有の打ち心地が好きな人なら満足できるはず。

便利な機能を試してみた|キーマップ設定や接続の切り替え

メインの機能といっても過言ではないキーマップの設定をしてみよう。

専用ページへアクセスしてキーボードを接続する

設定するにはKeychron Launcherウェブアプリにブラウザでアクセスするだけ。
詳しいやり方はここを参照

MacのSafariでアクセスしたらうまく接続できなかったので、Chromeでアクセスするのがいい。
日本語になっていなければ、左下の設定から日本語を選択すればOK。

Keychron Launcherウェブアプリ
Keychron Launcherウェブアプリ

キーマップを設定するためには有線でPCと接続しておく必要がある。
ケーブルか2.4GHzレシーバーを繋いでおけばいい的な文言がでてるけど、レシーバーだけでは無理でケーブルでの接続が必須。
準備ができたら接続をクリック。

Keychron Launcherウェブアプリ
接続先は「Keychron B1 Pro」を選択

接続を押すと、キーボード名がでてくる。
レシーバーをPCに繋げているとレシーバー名も出てくるけど、キーボード本体の名前を選択。

Windows用キーマップの設定

まずはWindows用のレイアウトを設定する。

ポイント

Windows用のレイヤーは2と3。
2:ベースとなるキーマップ
3:fnキーを押したときのキーマップ

Keychron B1 Pro キーマップWindows①
Windowsレイアウトのキーマップ設定

上に出てるのが現在のキー設定で、変更したいキーを選択した状態で下のキー一覧から書き換えたいキーを選択する。
後で説明するけど、複数キー押下(「Ctrl + C」とか)を設定したい場合は、事前に「マクロ」のページから実行したいキーを設定しておく必要がある。

Keychron B1 Pro キーマップWindows①
変更後のキーマップ

レイヤー2にメインとなるキーマップを設定していく。

オレの設定

  • fnキー(左矢印の左)を「Ctrl + Alt + F5」に(スクリーンショット用ソフト「WinShot」で多用)
  • スペースキーの左を「半角/全角」に
  • capslockを「fnキー」に
  • Fキーを通常のFキーに

レイヤー3(fnキーを押したときの設定)の設定。

オレの設定

  • fnキー(左矢印の左)を「Ctrl + Alt + F5」に(スクリーンショット用ソフト「WinShot」で多用)
  • 右側のキーをテンキーの並びに
  • 左右の矢印を「Ctrl + Tab」、「Ctrl + Shit + Tab」に(ブラウザのタブ移動用)
  • Fキーを音量調整や輝度調整など操作系のキーに

テンキーレスだけど、fnキーを使うことでテンキーライクに使えるようにした。
左右の矢印はタブ移動を楽にするためにカスタム。

Mac用キーマップの設定

次はMac用の設定をしていく。

ポイント

Mac用のレイヤーは0と1
0:ベースとなるキーマップ
1:fnキーを押したときのキーマップ

Keychron B1 Pro キーマップMac①
Macレイアウトのキーマップ設定
Keychron B1 Pro キーマップMac①
変更後のキーマップ

レイヤー0、メインとなるキーマップ設定。

オレの設定

  • fnキー(左矢印の左)を「Print Screen in macOS」に(Macでのスクリーンショット)
  • スペースキーの左右と「半角/全角」を「F13」に(F13で半角全角の切り替えは別のソフトで設定)
  • capslockを「fnキー」に
  • Fキーを通常のFキーに

基本的にはWindowsのキーマップと似ている設定をしている。
F13で半角全角の切り替えは下の記事でも紹介してる「Karabiner - Elements」というアプリで設定している。

Mac初心者必見!おすすめ設定と必須アプリ10選で快適環境を構築

続きを見る

Keychron B1 Pro キーマップMac②
変更後のキーマップ

レイヤー1の設定。
こっちはほとんどいじってない。

マクロの設定

複数のキーを押した時の操作を割り当てるには、マクロの設定が必要になる。

Keychron B1 Pro キーマップマクロ①
複数キー押下時の操作を一つのキーに割り当てるマクロ設定

左側の「マクロ」を選んでマクロ設定の画面をひらいたら、キーを登録していく。

Keychron B1 Pro キーマップ マクロ設定
マクロ設定画面
  • 左側のM0~M15から、設定したいマクロ番号を選択する。
    ここの番号をキーマップの「マクロ」から選んで任意のキーに設定すればいい。
  • 「記録」に登録したいキーを設定する。
    「スタート」を押して登録したいキーを打って記録してもいいし、「Keymap Input」から選んでもいい。

ココに注意

キーの登録時は「押下(↓)」と「解除(↑)」をセットで登録する。
コピーのコマンドなら
↓ Right Ctrl
↓ C
↑ C
↑ Right Ctrl
のような感じで登録する必要がある。

Keychron B1 Proに感じたメリットとデメリット、気になった点

実際に使ってみて感じたメリットとデメリットは以下。

メリット

  • 卓上のスペースが増える
  • シンプルデザインがすごくいい
  • バッテリー持ちが優秀
  • Windows / Mac対応
  • 打鍵感が好み
  • 接続方法が豊富

デメリット・気になった点

  • Keychron Launcherウェブアプリが分かりづらすぎる
  • 上下の矢印キーが小さい
  • たまにキーが反応しない時がある
    →「じょうほう」と打ったときの「HO」のあと、Hから指が離れていない状態でUをすぐ打つと「う」が打たれない。
     Keychronに問い合わせ中。
  • 複数キーのマクロは1つのキーにしか設定できない
    →「Ctrl + Alt + F5」を「Ctrl + S」とかには設定できない。
     あくまで別の1つのキーまたは「fn」+どこかのキーのみ。

Keychron B1 ProとMX Keys KX800を比較

もともと使ってたLogicool MX Keys KX800との比較をしてみる。

打鍵感はLogicoolのMXKeys KX800に比べるとKeychron B1 Proのほうがちょっとだけ深い押し心地。
こればっかりは個人の感じ方だから正直試してみてくれとしか言えない。

スペックの比較

項目Keychron B1 ProMX Keys KX800
キースイッチシザースイッチパンタグラフ式
キー配列75%(テンキーなし)フルサイズ(テンキーあり)
接続方式Bluetooth 5.2 / 2.4GHzレシーバー / 有線(USB-C)Bluetooth / USBレシーバー(Unifying & Bolt)
マルチペアリング最大3台最大3台
バッテリー持ち約8ヶ月(1日5時間使用時)バックライトON:約10日
バックライトOFF:約5ヶ月
カスタマイズ機能Keychron Launcherウェブアプリ
(全キーリマップ・マクロ設定可)
ソフトウェア(Logi Options+)
バックライトなしあり
重量約425g約810g
充電端子USB-CUSB-C
対応OSWindows / Mac / iOS / AndroidWindows / Mac / iOS / Android
価格帯¥6,930¥15,000前後

ちなみにMX Keys KX800の後継機としてMX Keys S KX800sGRという機種が発売中。
価格も上がっちゃった・・・。

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サイズの違い

MX Keys KX800はフルサイズキーボードだからサイズが違うのは当然なんだけど、どのくらい違うかを比較する。

Keychron B1 ProとMX Keys KX800
Keychron B1 ProとMX Keys KX800

当たり前だけどKeychron B1 Proのほうが右側のスペースが多い。
キーの幅についてはKeychron B1 Proのほうが少しだけ大きく、Fキーの大きさも異なる。

デスクの占有率の違い

じゃあ実際デスクに置いたときにどのくらい違うのか?というのを比較する。

Keychron B1 Proの場合

Keychron B1 Pro
Keychron B1 Proをデスクに置いた場合

だいぶスッキリしている。
むしろ右側が空いているくらい。

MX Keys KX800の場合

MX Keys KX800
MX Keys KX800をデスクに置いた場合

こちらは逆に少し窮屈な印象。

思わぬ弊害

「右側のスペースが空いてスッキリしたじゃん!」
とテンションが上がっていたのもつかの間、深刻な事態に気がついた。

Keychron B1 Pro
ここを空けないとしっくりこない

オレはトラックボールマウスを使ってるんだけど、トラックボールマウスを置いておく位置がKeychron B1 Proのすぐ右だとしっくりこない。
キーボード買い替え前後で、変わらず同じ位置に置いておかないとムズムズしてしまう。

結果、キーボードとマウスの間にテンキー分のスペースが空いてしまっている。
毎日1mmずつ左に寄せていって、時間を掛けてスペースを埋めていく予定。

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Keychron B1 Proはこんな人におすすめ!

Keychron B1 Proは、コンパクトなテンキーレスデザイン・静音性・持ち運びやすさ・強力なカスタマイズ機能を備えたキーボードだ。
特に、全てのキーに対してキーマップ設定ができることが特徴。
どんな人に最適なキーボードなのか、具体的な理由を紹介する。

テンキーレスで省スペース!コンパクトなデスクに最適

コンパクトなサイズ

デスク周りをスッキリさせたいなら、テンキーレスのKeychron B1 Proはベストな選択肢
フルサイズキーボードのようにテンキーがない分、

  • マウスとの距離が近くなるので、作業効率アップ
  • コンパクトなデスクでも余裕をもって配置できる
  • 持ち運びがしやすく、どこでも快適に作業可能

デスク環境を整えたいときに最適なキーボード
テンキーをあまり使わないなら、このサイズ感が絶妙に使いやすい!

静音キーボードでオフィス・カフェでも快適タイピング

Keychron B1 Pro
静かめのタイピング

Keychron B1 Proはシザースイッチを採用しており、静かなタイピングが可能
オフィスやカフェなどの静かな環境でも、周りを気にせずに作業できるのがポイント

ココがポイント

・打鍵音が「カチカチ」ではなく「スコスコ」と控えめ
・ノートPCと似た打鍵感で、違和感なく使える
・底打ち音も軽減されており、耳障りな音がしない

「メカニカルの打鍵感は好きだけど、音が気になる…」という人にも、満足できる選択肢になる。

持ち運びやすい!ノートPCユーザーとの相性抜群

Keychron B1 Pro
カバンに入れても場所をとらない

Keychron B1 Proは、わずか425gと非常に軽量。
さらに、Bluetooth 5.2 / 2.4GHz / 有線の3つの接続方式に対応しているので、
オフィス・カフェ・自宅と、どこでも同じキーボードを使いたい人
外出先でも快適なキーボード環境を求める人
にはピッタリのモデル。

特に、ノートPCの内蔵キーボードに不満を感じている人にはおすすめ!
ノートPCと同じシザースイッチで違和感なく使える上に、外付けキーボードならではの快適なキー配置と使いやすさが手に入る。

尊師スタイルもOK

Keychron B1 Pro
MacBookの上に乗せて使用する「尊師スタイル」

ノートPCのキーボード部分に外付けキーボードを乗せて使用する尊師スタイルも可能。

オレのMacBook Proのキーボードの上にKeychron B1 Proを乗せてみたところ、ぴったりフィットした。
今実際にタイピングしてるけど、ちゃんと位置を考えて置けばMacBook Proのキーも押されずに使用できている。

ノートPCと一緒に持ち運んでも、省スペースで使えそう。

Keychron Launcherウェブアプリが強力!キーリマップ&マクロ設定も可能

Keychron Launcherウェブアプリ
Keychron Launcherウェブアプリで自分好みにカスタマイズ

Keychron B1 Proの最大の強みは、Keychron Launcherウェブアプリを活用した強力なカスタマイズ機能
他のワイヤレスキーボードでは実現できない、自由自在なキーリマップやマクロ設定が可能だ。

ココがポイント

・全てのキーを自由に割り当て可能
 (標準のキー配列をカスタマイズ)
・Windows用 / Mac用に個別のキーマップを設定可能
 (OSごとに最適な配列を作成可能)
・Fnキー押下時のカスタマイズOK
・マクロ設定で複雑な操作を1キーで実行できる

WindowsとMacを併用しているユーザーにはベストな機能
デバイスを切り替えるたびに配列の違いに悩まされることなく、自分好みのキー設定ができるのは大きな魅力

Keychron B1 Proはこんな人におすすめ!

ココがポイント

・コンパクトなデスク環境を作りたい人
 (テンキーレスで省スペース)
・静音キーボードを探している人
 (オフィス・カフェで快適に使える)
・持ち運びしやすいキーボードが欲しい人
 (軽量&3つの接続方式対応)
・キー配置をカスタマイズしたい人
 (Keychron Launcherウェブアプリで自由自在なリマップ・マクロ設定が可能)

ノートPCユーザー、外出先での作業が多い人、カスタマイズ好きな人には、これ以上ない選択肢になる。

Keychron B1 Pro、いい感じじゃん

Keychron B1 Pro
総じて満足!

とりあえず薄型キーボードが大好きなオレが、そこだけに注目して買ってみたけど想像以上に満足している。
レトログリーンの配色はかわいいし、全てのキーに対してキーマップ設定できるってのが便利。

そしてテンキーがなくても意外となんとかなっている。
テンキーが無くなった分のスペースについてはなんとか有効活用していきたい。

「デスクをもっと広く使いたなー」とか「テンキーあるけどそこまで使ってないわ」とか「このキーを別のキーに変更したいな」と思ってる人にはかなりオススメのキーボード!
今のキーボードに飽きたりちょっとした不満があれば買い替えを検討してみては??

じゃ、おつ!

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