Apple Watchの健康管理の話です。
ワクチン打って体調悪くなった時に感じたこと。
ジミーです。ツイッターもやってます。
目次
健康管理デバイスとしてのApple Watch
Series8から搭載された皮膚温センサー
ご存じの通り、昨年の9月に発表・発売された
Apple WatchのSeries 8には新たに
皮膚温センサーが追加された。
これは主に
女性の月経周期を測るためのものとして謳ってる新機能で
Apple WatchのCMでも女性の排卵日の通知なんかに使用されている。
女性にはいいかもしれないけど
男性は直接的な恩恵は受けられない
と思っていた。
睡眠のトラッキング
睡眠のログを取ってくれる機能が
WatchOS9から追加された。
深い睡眠
コア睡眠
レム睡眠
覚醒
それぞれどのくらいの時間あったかを表示してくれる。
これとは別に有料アプリでも
「Auto Sleep」っていう睡眠管理のアプリがあって
この「Auto Sleep」の方を僕は使ってる。
睡眠の質がどれくらいか評価してくれるし
Apple標準の睡眠アプリよりもいろんなデータが出てくるから
面白い。
自分の体調の『普通』を知る
だいたいの人は自分の『普通』に関心がない
これは僕もそうだったんだけど
自分の体温の平均とか睡眠時間とかって
調べてみようと思わない限り知ることはない情報。
Apple Watchの機能として備わっている
「皮膚温センサーによる測定」とか
「睡眠のトラッキング」の意味って
自分自身の『普通』の状態を知るための機能ということが
今回よくわかった。
普通を知ってこそ異常がわかる
つまりApple Watchの機能を駆使して
自分の『普通』を知っておくと
『普通じゃない時』=『異常時』
がわかりやすくなるんだ。
心拍が早い、睡眠の質が落ちている、皮膚温が高い
そういった異常時になったとき
自分の体調がどうなのか
自分自身が感じている状態と比較して知ることができる。
Apple Watchの各種センサーによる記録の意義は
『普通を知ること』
にある。
体調の悪い日のこと
4回目のワクチンを打った次の日の話。
睡眠の質がひどい
夜中何度も目が冷めた。
寒かったり暑かったり、明らかに体調が変。
0時から何度も起きて朝になって
Auto Sleepの睡眠のログを見てみると
それはそれはひどかった。
上のグラフで22時には就寝してるけど
目覚めを表す緑のバーがいくつも表示されている。
円グラフの中央「睡眠の評価」が47になっている。
前日が100だったのを考えると
前日の半分も寝れてないことになる。
皮膚温も上がってる
皮膚温も見てみたけど
こっちもがっつり上昇していた。
ベースラインである部分から+1.61℃の上昇。
Appleによると基準値から1℃以内の変化は一般的らしいけど
それより大幅な上昇だからあきらかに熱があるということがわかる。
体温計で計測すると、37.9℃を示していた。
心拍も早い
それに加えて心拍数も早くなっていた。
前日の睡眠中の心拍が51~66だったのに
ワクチンを打った次の日は90まで上がってる。
心拍が高いということはリラックスして寝れていない
ということだから、そりゃ体調も悪くなるよね。
『普通』の記録が大事
体調の異常はみんなわかるけど
それがどれくらい悪いのかっていうのは
普通はわからない。
今回どれくらい異常なのかというのがわかったし
それがわかるのは普段から『通常時』を記録していたから。
皮膚温計測も一応恩恵あったなと思った。
Apple Watchで自分の体調を知る
今回僕のケースはわかりやすく体調も変わったし
それにともなって数値の変化も記録から確認できた。
でもわかりやすく体調が変わらないけど
「なんか変な感じ」そんな日は誰にでもあると思う。
そういう時にこそ記録をチェックして
いつもとなにか違うことはないか確認。
Apple Watchの高精度センサー群による記録が活きてくる。
Apple Watchで『普通』を知っておくことは大事。
身にしみて感じた1日でした。